このたび、日本発の健康管理用スマートリング 「SOXAI RING」 へのタッチ決済機能の搭載について、現段階での製品への実装を見送るという判断をいたしました。
ご期待をお寄せいただいていた皆さまに心よりお詫び申し上げるとともに、今後ともバイタルセンシング技術により人々が自然と健康増進に取り組むことができる世界の実現を目指した技術開発・製品開発に資源を集中して取り組んでまいります。
1. これまでの取り組みについて
SOXAIでは、健康管理機能に加え、日常生活の利便性向上を目指し、タッチ決済機能を併せ持つスマートリングの技術開発に取り組んでまいりました。2023年には技術的ハードルを越えてプロトタイプ開発に成功するなど、一定の成果を得ることができました。
2. サービスとしての実装に向けた課題と判断の背景
一方で、サービスとしての実装を進めるにつれて、プラットフォームとの連携のハードルやセキュリティ条件の整備、及び金融サービスに関連する法規制への対応など、当初の想定を超える慎重な対応が求められる複合的な課題が複数発生しました。
現時点ではこれらの要件を十分に満たす環境が整っておらず、現段階での製品への実装を見送る決定にいたりました。
3. 今後の展望と対応
「ヘルスケアをライフスタイルに」というSOXAIのビジョンに改めて立ち返り、バイタルセンシング技術を通じて人々が自然と健康に向き合える社会の実現に向け、健康管理に直結する追加機能の開発に資源を集中させてまいります。
SOXAI RINGが、より多くの方々にとって日々の健康を支えるパートナーとなれるよう、皆さまからいただくご意見一つひとつを大切にし、今後の技術開発・製品開発へと確実に反映していく所存です。
引き続き、変わらぬご支援とご期待を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。